こんにちは! 家族旅行大好き、陸マイラーのひかパパ(@zaitech_net)です。
今回は「子供の写真を撮るのに適したカメラはどれ?」というお話をしたいと思います。
ひかパパ
全国の子供を愛して止まないパパとママを「カメラ沼」にいざなうべく頑張って書きます!
目次
カメラを2台買うことになったワケ
爆速AF α6400を手に入れる
先に購入したのはα6400、今から半年ほど前の2019年7月のことです。
それ以前はEOS Kiss X7を使っていました。
ひかパパ
そこで世界最速、爆速AFの異名を持つSONYの「α6400(あるふぁろくせんよんひゃく)」に買い替えたのです。
実際にその精度は凄まじく、初心者に毛も生えていないようなレベルの私でも目にばっちりピントがいっている写真を量産できるようになりました。
こちらは妻が撮影した写真。
テクノロジーの進化は本当に凄いです。
α6400は一気にお気に入りのカメラとなり、その後のハワイ旅行でも大活躍でした。(ミッキーの眼も瞳AFが認識してくれました)
アウラニ朝食の定番!キャラクターブレックファスト体験レポートところが、ハワイ旅行からしばらくして気になる点が出てきました。
ひかパパ
いずれも撮って出しの写真ですがいかがでしょうか?
α6400の購入と同時にLightroomの現像(写真を加工するソフト)も学び始めたのですが、やってたことは「トリミング」「明るさの調整」「トーンの調整」ぐらい。
「色の調整」はほとんどやっておらず、残念ながら私の技量では気にならないレベルに修正することはできませんでした。
ひかパパ
コスパ最強のX-T30を手に入れる
実はα6400を購入する前に比較して悩んでいたのが富士フイルムのX-T30という機種です。
α6400と同じAPS-Cセンサーのミラーレス一眼で、発売時期もかなり近いカメラです。
カメラ好き、写真好きの間では「色のフジ」と言われているくらい富士フイルムの写真は色に定評があるようです。
たしかにお店で試し撮りした時もX-T30で撮った写真はかなり色がパキッと出る印象がありましたし、富士フイルムのミラーレス(X-Pro2)を持っている友人も「撮って出しで使うならフジ」と言っています。
そんなこともあり、かなり気になっていた機種でしたが、7月の時点ではAF性能を求めてα6400を選択したわけです。
が、、、、α6400で撮れば撮るほど気になってくる富士フイルムのカメラ。。
ひかパパ
ということで思い切って買うことにしました。
α6400 vs X-T30 スペック比較
まずはスペック表から分かる両機種の違いをまとめたいと思います。
SONY α6400 | FUJIFILM X-T30 | |
---|---|---|
画素数 | 2420万 | 2610万 |
イメージセンサー | Exmor CMOS | X-Trans CMOS IV (裏面照射型) |
ローパスフィルター | あり | なし |
AF測距点 | 425点 | 425点 |
瞳検出 | 人間&動物 | 人間 |
ISO感度 | 100~32000 (拡張100~102400) | 160~12800 (拡張80~51200) |
連写 | 最高11コマ/秒 | メカシャッター 8コマ/秒 電子シャッター 30コマ/秒 |
手振れ補正 | なし | なし |
モニター | 約92万ドット 180度チルト式 | 約104万ドット 2軸チルト式 |
EVF | 0.39倍・236万画素 | 0.39倍・236万画素 |
Log撮影 | 可能 | 可能 |
動画最大画素 | 4K/30P | 4K/30P |
動画最長撮影 | 制限なし | 30P時10分 |
大きさ | W120×H66.9×D59.7 | W118×H82.8×D46.8 |
重さ(バッテリー等含む) | 約403g | 約383g |
防塵防滴 | 配慮 | なし |
執筆時点の価格(ボディ単体) | 約98,000円 | 約87,000円 |
- X-T30は裏面照射型センサー(高感度耐性が強い)かつローパスフィルターレス(解像度が高い)で豪華仕様
- 動き回る子供や動くものにピントが合いやすいのはα6400(AF性能や連写性能)
- 動画を撮るならα6400(X-T30は動画撮影向きではない)
- α6400は防塵防滴に配慮した設計(雨や埃に多少強い)
- 重量は同じくらい
- X-T30の方が安い
注意すべきはこれらはカメラ本体の基本性能の比較であって、画質やAF(オートフォーカス)の速さ、防塵防滴性能は付けるレンズによっても変わってくるということです。
レンズ交換式のカメラを購入する際は使えるレンズも考慮する必要があります。
富士フイルムはめちゃめちゃ良い!!
撮って出しで良い感じのX-T30
X-T30を買ったのが2019年11月、その後2ヶ月ほどX-T30を使ってみました。
こちらがX-T30購入後はじめて実践で撮った写真。(レンズはXF55-200mmF3.5-4.8RLMOIS)
富士フイルムのカメラには「フィルムシミュレーション」と呼ばれるプリセットみたいなものが入っていて、上の写真は「ASTIA(アスティア)」というフィルムシミュレーションで現像し直したものですが、階調豊かっていうんですかね、いい感じになります。
現像といってもメニューから選択するだけなので一瞬で作業が終わります。
こちらはエテルナという映画フィルムっぽい仕上がりになるフィルムシミュレーション。(X-T3以降の機種のみ搭載)
これらは撮って出しの写真です。
α6400では特に背景が緑系の時に色がおかしい印象があったので同じような環境でも撮ってみました。
ひかパパ
X-T30のAF性能
気になるのはAF性能。
実力不足の私は子供を撮る時はほぼAF-C(コンティニュアスAF)で撮影しています。
X-T30は富士フイルムのフラグシップ機種のX-T3と同じ画像センサーを搭載しており、AF性能は現行の富士フイルムでは最も良い機種になります。(α6400はソニーのAPS-Cミラーレスでは最速=世界最速)
前述の写真もすべてAF-Cで撮影した写真ですが、より激しい動きをした時はどうでしょうか。
ひかパパ
やはりAF性能はα6400の圧勝です。(たまに撮影する妻も同じ感想でした)
X-T30も歩くぐらいの速さであれば、7~8割くらいは目にピントがいくので十分実用的なレベルだと思います。
また先ほどのX-Pro2の友人は動いている子供を撮影する時もAF-CではなくAF-Sにしてフォーカスレバーでピント合わせをしているそうで、そういった努力をすれば解決できるのかもしれません。
とんでもないミスが発覚…..
色々と試してみて、AFのα6400にするか、色のX-T30にするか完全に迷ってしまいました。
ひかパパ
と悩みに悩んで、
これまで両機種で撮ってきた写真を見比べている時のこと、
ひかパパ
・・・・・・
あっ、ハワイ旅行の途中から全部色おかしいじゃん!!!!
カメラに詳しい方なら冒頭の写真でお気づきだったかもしれませんが、どうやら私、本体のホワイトバランスを変えてしまっていたようなんです。
こちらの画像は青系に寄せてますが、これをグリーン寄りに設定してしまっていたんです。
(もちろんいじった記憶は全くないのですが、、、)
ということに気づき、Lightroomでホワイトバランスを調整したら簡単に直りました。
ひかパパ
結論
ここまで読んで下さった方、へっぽこにお付き合いいただき本当にありがとうございます。
というわけで、
ひかパパ
今回のことで改めて思ったのは「写真はカメラも大事だけど、腕が一番大事」ということです。
そもそもα6400もX-T30もエントリークラスの機種とはいえ最新の技術が詰め込まれためちゃくちゃ良いカメラです。
こっちがこーだから、あっちはあーでみたいなことを考えている暇があったら「腕を磨け」。
腕を磨いた後にカメラを選べ。
そういうことなんだと
偉そうに比較記事なんて書いてしまいましたが、どちらを選んでも良い写真が撮れますし、「撮った写真が微妙ならそれは自分の腕が悪い」と思った方がよいと思いました。
ちなみに富士フイルムは色が良い以外にも、今回紹介した写真を撮ったキットズームレンズのXF18-55mm f2.8-4.0が素晴らしく良い写りでしかもF値2.8始まり、手振れ補正も付いていてコスパがめちゃくちゃ良いです。
また富士フイルムには他にも神レンズと呼ばれるXF35mmF1.4など安くて良いレンズがたくさんありますので、これからカメラを始めるという人には是非検討してもらいたいと思います!
また私は「比較のために買う」という選択をしましたが、富士フイルムのカメラやレンズは「富士フイルム イメージングプラザ」でかなりお安い料金でレンタルすることができます。
東京と大阪限定にはなってしまいますが同じく悩んでいる方がいましたらぜひ活用してみて下さい。
ブログ用のカメラならiPhone 11 Proがオススメです!
iPhone 11 Proのカメラがハンパない!! マイラー・旅好き・ブロガーに薦める7つの理由
悩みが解決しました。やっぱり案件じゃなくちゃんと使った人の意見は貴重です。うまく綺麗には青からでも出来ますがピントは後からではどーにもならない。失敗のないカメラは貴重ですね。
ハヤトさん
コメントありがとうございます。
お悩みを解決できたとのこと、お役に立てて良かったです!
α6400のAF性能は本当に桁違いだと思います。