ホテル ザ 三井京都 子連れ宿泊記:SPGアメックスで無料宿泊してきました

こんにちは! 家族旅行大好き、陸マイラーのひかパパ(@zaitech_net)です。

2020年年末の関西ホテルステイ旅行、最後の宿はHOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ(ホテル・ザ・三井京都)。

ホテル名長すぎw

HOTEL THE MITSUI KYOTOの特徴
  • 2020年オープンの三井不動産グループのフラグシップホテル
  • 京都・二条城目の前の三井総領家ゆかりの地に立地
  • 圧巻の一言に尽きる館内と客室
  • 天然温泉のプール「サーマルスプリング」
  • スタッフのホスピタリティがすごく高い
  • 豪華で美味しい朝食

ホテルの造りや客室のハード面、接客のレベルや食事などのソフト面、いずれも超ハイレベルなホテルです。

2021年はカテゴリー8(マリオットボンヴォイ最高位)が確実と思ってましたが、カテゴリー7のままだったのが不思議なくらいです。

ひかパパ

高級ホテルでありながら、スタッフの皆さん子どもの応対がお上手で、子連れでも居心地の良いホテルでした!

「洗練された心遣い」という言葉がピッタリだと思います。

チェックアウト後につぶやいた一言。

最高たるサービス、ホテルを沢山の写真と共に紹介したいと思います。

HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル・ザ・三井京都)

ホテル概要

ホテル名称HOTEL THE MITSUI KYOYO ラグジュアリーコレクション ホテル&スパ
ホテルチェーンマリオット・インターナショナル
運営会社三井不動産リゾートマネジメント
住所京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
電話番号075-468-3100
カテゴリーカテゴリー7
無料宿泊に
必要なポイント
通常:60,000
ピーク:70,000
オフピーク:50,000
開業2020年11月3日
階数地下1階~地上4階
客室数全161室
クラブラウンジなし
プール天然温泉SPAあり
添い寝条件12歳以下無料
チェックI/Oチェックイン: 15:00
チェックアウト:12:00
駐車場4,000円/1泊

三井不動産グループの新ブランド「HOTEL THE MITSUI」を冠する初めてのホテルです。

立地は京都二条城の目の前、かつて三井総領家が250年以上にわたり邸宅を構えていた土地です。

ブランドコンセプト

日本の伝統的な美意識にも通じるその想いを、私たちは「日本の美しさと - EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」というブランドコンセプトで表します。このコンセプトのもと、伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別な体験とくつろぎを提供いたします。

ホテル公式サイトより引用

ここに書いてある全てを体現されている素晴らしいホテルです。

「グループの総力を結集して、日本最高峰のホテルブランドを目指す」というビジョンも掲げており、三井不動産グループが本気の本気で運営しているホテル、それがHOTEL THE MITSUIなのです。

運営の三井不動産リゾートマネジメントは、ハレクラニ沖縄やフォーシーズンズホテル東京大手町などでも実績があり、さらにこのホテル・ザ・三井京都の開業にあたってはグループ総力を挙げてオープン準備をしてきたそうで、オープン後2か月足らずという間もない時期の滞在でしたが、もうそこに何年もあるかのような成熟したおもてなしを受けました。

客室と添い寝条件

HOTEL THE MITSUI KYOTOの客室の構成はこのようになっています。

部屋タイプ定員広さ部屋数
デラックスルーム
(ツイン・キング)
2名43~51㎡43
デラックスガーデンルーム
(ツイン・キング)
2名47㎡11
プレミアルーム
(ツイン・キング)
3名50~67㎡36
プレミアガーデンルーム
(ツイン・キング)
3名50~61㎡30
ニジョウルーム
(ツイン・キング)
3名50㎡19
デラックススイート
(キング)
3名55~65㎡9
エグゼクティブスイート
(ツイン・キング)
3名78~86㎡3
ガーデンスイート
(キング)
3名95~97㎡2
ニジョウスイート
(キング)
3名112㎡5
Onsenスイート
(ツイン・キング)
3名101~111㎡2
プレジデンシャルスイート
(キング)
3名213㎡1

※眺望は「シティービュー」「ガーデンビュー(中庭)」「二条城ビュー」「B1坪庭」の4種類があります

スイートルームが22室と全客室数に対して比較的多い印象です。

最安値のデラックスルームでも43㎡とゆったりとした造りになっています。

ガーデンルームはホテルのウリのひとつである中庭(庭園)を望む部屋で、ポイント宿泊の際空いていればこちらをぜひ選択しましょう。(シティービューは後ほどご紹介します)

ニジョウルームは二条城を望むビュー。

Onsenスイートは、ホテルで唯一部屋に天然温泉のあるお部屋で、地下にあります。

添い寝条件は、

12歳以下無料

添い寝の予約方法はこちらで解説しています。

マリオット予約テクニック① 添い寝の予約方法

アクセス・駐車場

HOTEL THE MITSUI KYOTOは京都二条城の目の前にあります。

最寄り駅は地下鉄東西線の二条城前駅で、徒歩3分。

お隣にはIHGグループのANAクラウンプラザホテル京都があります。

ホテルの専用駐車場は1泊4,000円と高額。

駐車場

近隣にコインパーキングが多数ありまして、一日1,000円台で利用可能です。

無料宿泊特典 or ポイントでの宿泊が可能

マリオットボンヴォイで貯めたポイントで、世界中の7,000を超えるマリオットグループホテルに無料で宿泊できます。(ホテル一覧はこちら

ひかパパ

ハワイやモルディブなどのリゾート、世界中の有名都市に泊まれますし、ザ・リッツ・カールトンのようなラグジュアリーホテルにも無料で泊まれちゃうすごいポイントプログラムなんです^ ^

カテゴリー7であるHOTEL THE MITSUI KYOTOは以下の通り1泊50,000~70,000ポイント。

オフピークスタンダードピーク
カテゴリー15,0007,50010,000
カテゴリー210,00012,50015,000
カテゴリー315,00017,50020,000
カテゴリー420,00025,00030,000
カテゴリー530,00035,00040,000
カテゴリー640,00050,00060,000
カテゴリー750,00060,00070,000
カテゴリー870,00085,000100,000

ひかパパ

HOTEL THE MITSUI KYOTOは1泊8~14万円程度。

ポイントでの宿泊もお得ですし、オフピーク日程ならSPGアメックスの無料宿泊特典が利用できるので、かなりお得に利用できます!

マリオットポイントの貯め方やお得な使い方はまた別途ご紹介したいと思います。

また、50,000ポイント以下のホテル・シーズンならSPGアメックスカードの無料宿泊特典でも泊まることができます。

年会費34,100円とちょっとお高いクレジットカードですが、ラグジュアリーホテルに無料宿泊できる上、マリオットポイントがザクザク貯まります

SPGアメックスカードの特徴
  • カード発行2年目以降毎年1泊無料宿泊特典(50,000ポイント以下の宿泊)がもらえる
  • アメックス加盟店(どこでも)の買い物で3%分のポイント還元
  • マリオットボンヴォイ参加ホテル宿泊時のポイント還元が約16%
  • 宿泊時レイトチェックアウト最大14時
  • アジア太平洋地域のマリオットボンヴォイ参加ホテル内レストランが15%OFF

ひかパパ

数々のクレジットカードを使ってきましたが、ここ数年はSPGアメックスカードがメインです。

マイルをポイ活で貯めつつ、SPGアメックスで買い物することで飛行機も高級ホテルもお得になります^ ^

ご興味ありましたら、メールフォームまたはLINEなどでお気軽にご相談ください。

マリオットボンヴォイのゴールド・プラチナ特典

HOTEL THE MITSUI KYOTOでは、マリオットボンヴォイの会員ステータスに応じて様々な特典を受けられます。

ゴールドプラチナ
部屋アップグレードより望ましい部屋より望ましい部屋
(一部スイート含む)
ウェルカムギフト500ポイント・1,000ポイント
・朝食無料(同室の宿泊者)
クラブラウンジ
レイトチェックアウト最大14時最大16時
ボーナスポイント25%ボーナスプラチナ:50%ボーナス
チタン以上:75%ボーナス
レストラン割引対象レストランで15%OFF
※要確認
対象レストランで20%OFF
※要確認

プラチナエリート以上なら朝食(税・サービス込 6,072円)が同じ部屋の宿泊者分、無料で利用可能です。

※マリオットボンヴォイ会員は、12歳以下の子どもの朝食も無料

プラチナエリートをお得にGETする裏技

プラチナエリートになるには通常年間50泊必要ですが、プラチナチャレンジなら16泊で獲得できます!

非公開キャンペーンの全貌を分かりやすく解説しています。

【2021年版】マリオット プラチナチャレンジ完全解説!! プラチナエリートへのファストパスを手に入れよう

利用したプラン

2020年12月28日の宿泊、SPGアメックスで貯めた60,000ポイントを使って宿泊しました。

この日の料金はたしか12万円オーバーだったと思いますので、相当お得に泊まることができました。

マリオットボンヴォイのポイントはコスパの良いホテルとSPGアメックスでポイントを貯めて、ラグジュアリーホテルで使う戦略が良いと思います^ ^

ひかパパ

一般家庭の我が家には、ポイントが無かったら絶対に泊まれないホテルです…汗

チェックイン

近隣の駐車場からとぼとぼと徒歩で到着。(14時半頃だったと思います)

ホテルのメインエントランスは二条城とは反対側の小道にあります。

メインエントランス

ホテルサイン

中に入ると、ドドンとこちらのとてつもなく立派な梶井宮門がお出迎え。

(人が写ってないのでサイズ感が伝わらないですが、門松が人間よりも高いです)

梶井宮門(夕方撮影)

門の前でスタッフさんにお声がけ頂き、名前を告げると中へと案内頂きました。

門をくぐると素敵な庭を横目に、ホテル内に入ります。

エントランスの庭
ホテル入り口

チェックインはフロントではなく、メインロビーにて。

チェックインの時間帯ということもあり沢山のスタッフがいらっしゃまいました。

天井の高いメインロビーは、全面ウィンドウになっていて、その先の中庭を一望できます。

中庭

お茶とお菓子を頂きながらチェックインの手続きをしました。(子どもにはジュースをいただきました)

チェックイン時のお茶

余談ですが、アルコール消毒のスプレーに「HOTEL THE MITSUI KYOYO」のロゴが入っていました。

これを皮切りにこの後、客室、ホテルの至るところでこのロゴを見ることになるのです。(すごい徹底ぶり!)

ロゴの入ったアルコールスプレー

エリート特典、予約していたエクスペリエンスやホテルでの過ごし方などについてご案内いただき、カードキーを受け取りました。

デザインが素敵なカードキーは四季をイメージしていて、シーズン毎に変わるそうです。

カードキー

プレミアルーム(ツイン)

プレミアルームに無料アップグレード!!

初めての滞在でしたが、最安のスタンダードルームの予約からプレミアルームにアップグレードして頂けました!

  • デラックスルーム ←予約した部屋
  • デラックスガーデンルーム
  • プレミアルーム ←アップグレードした部屋
  • プレミアガーデンルーム
  • ニジョウルーム
  • デラックススイート
  • エグゼクティブスイート
  • ガーデンスイート
  • ニジョウスイート
  • Onsenスイート
  • プレジデンシャルスイート

ひかパパ

この日は宿泊客が少ない日でしたので、ガーデンビューも期待しましたが結果はシティービューのプレミアルームでした^ ^

デラックスルームと比べると広いのが特徴です。

レイトチェックアウトは16時までOKでした。

部屋の様子

チェックインの手続きをしていただいた着物姿のスタッフさんにそのまま部屋までご案内いただきました。

廊下

アサインされたのは248のプレミアルーム。

部屋の前

プレミアルーム

目に飛び込んできたのは和風のお洒落なお部屋でした。

エントランス

開業間もないということもあり、木の香り、新築の香りが。

プレミアルームということで平米数は分からないですが、広いです。

ベッドルーム

天然素材を惜しげもなく使用した贅沢な造りで、非日常感を感じます。

ベッドルーム

ツインベッドはひとつひとつが大きく、子ども2名の添い寝でも家族4人で余裕で眠れました。

ツインベッド

ツインベッド

ベッドの上にはキッズアメニティが。

キッズアメニティ

こちらのめちゃめちゃ可愛い白虎は、子ども1名に1つずついただけました。

写真はないのですがポーチに入れると白虎が頭だけひょこっと出て、これまた可愛いかったです。

白虎

子ども用の歯ブラシやスポンジなどは確認したところ持ってきていただけました。

キッズアメニティ

ナイトテーブルには、スイッチ類、時計、電話とメモ帳。

ナイトテーブル

反対側にはBOSEのスピーカーがありました。

最新のホテルらしく、USBポートも豊富で使い勝手が良かったです。

ナイトテーブル

壁掛けの55インチ液晶テレビ。

テレビ

窓側には大きな一枚板のテーブルとソファー。

テーブルとソファー

シティービューの部屋はこんな感じで周辺の建物ビューのため目隠しされてます。

カーテンは自動でした。

レース

窓の前にはソファー。

ソファー

テーブルの上にはウェルカムアメニティの和菓子が。

ウェルカムアメニティ

見るからに美味しそうですが、本当に上品で美味しいお味でした!(日本茶と一緒にいただきました)

絵葉書もありました。(部屋によっては筆と墨汁があるそうです)

絵葉書

ドリンク・ミニバー

テレビのお隣にミニバーとコンプリメンタリー。

ミニバーとコンプリメンタリー

最上段にはお洒落にライトアップされた苔。

如何にもお高そうな茶器、HOTEL THE MITSUIのロゴ入りウォーター。

コンプリメンタリー
茶器

手前の器の中にはお茶が入ってました。

緑茶とほうじ茶

ネスプレッソもありました。

ネスプレッソ

TWGも置いてありました。

TWG

こちらミニバー。

ミニバー

シャンパンはグランクリュの文字が輝くOuriet Patureでした。

ミニバー

ポット

こんな感じでテーブルを引き出せば作業スペースができます。

セーフティボックスはこちらの棚の隣にありました。

セーフティボックス

バスルーム・バスアメニティ・トイレ

続いてウェットエリアです。

バスルームは、ベッドルームの手前にあります。

バスルーム

エントランス側からも入れるようになっていて、クローゼットもこの中にあります。

エントランス側の扉から

正面の扉はトイレ。

ゴミ箱が大きいのが小さな子連れには嬉しい!

トイレ

扉の右手がクローゼットとなっています。

クローゼット

引き出しにはパジャマ。

パジャマ

バスルームは全体が石造りになっていて、こちらも非常に高級感があります。

バスルーム

洗面スペースはダブルシンクで、木材と融合したデザイン。

鏡がとても大きいですね。

洗面スペース

どこを切り取ってもお洒落。

シンク

グラスにも手抜きがありません。

グラスとハンドソープ

バスアメニティは「パルファンサトリ」を採用。

初めて聞いたブランドでしたが、こちらは東京生まれの調香師・大沢さとりさんが立ち上げられたブランドで、イギリスフィナンシャルタイムスの「2018年世界の香水ベスト5」に選ばられるなどヨーロッパでも注目されてるそうです。

バスアメニティ

バスアメニティ以外にもレセプションの香りもプロデュースされているそうです。

ハンドソープ

バスタオル

ドライヤーとランドリーバッグ

ドライヤーはHoristic cures。

ドライヤー

続いてバスルーム。

このバスローブが本当にふかふかで今まで滞在したホテルで一番良かったです!

バスローブ

ちなみにスリッパもめちゃめちゃフカフカでした。

スリッパ

シャワールーム。

シャワールーム

レインシャワーはきめが細かく気持ちよかったです。

レインシャワー

SATORIのバスアメニティは香りが特徴的。

SATORIのバスアメニティ

写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、バスタブは非常に広かったです。

バスタブ

大人の私と子ども2人で入っても余裕の広さでした。

奥にあるタオルの枕も長く浸かるのに重宝しました。

中国・廈門の石を使ってるのだそうです。

それからへちまのスポンジとバスソルトがありました。

へちまスポンジ
バスソルト

ターンダウン

もちろんターンダウンのサービスもありました。

レストランでの食事から帰ってくるとこのようにセットされていました。

ターンダウン

ナイトテーブルの上にはお水とお菓子が置いてありました。

お水とお菓子
お菓子

さらにさらに、充電中のケーブルがすべてこのオリジナルロゴの結束バンドで束ねられてました!

(写真は一度解いたものなので、実際にはきれいに縛られてました)

結束バンド

眺望

眺望については先ほどもお伝えした通りシティービューはホントに何も感じることはありません。

シティビュー

デラックスまたはプレミアルームでもガーデンビューの部屋なら中庭を望めるのでとても良さそうです。

部屋に飾られる美術品の数々

何の工藝品なのかは私にはわからないのですが、部屋中に美術品が沢山飾られていました。

ひかパパ

すべてに一切の妥協なし!

部屋のすべてが“これ以上ない”というくらい素晴らしいもので溢れていました。

ホテル外観と中庭と施設

客室もさることながら、それ以上に素晴らしいのがホテルの館内と外観です。

どこを切り取っても絵になる、うっとりしてしまう素晴らしさがあります。

探検してみたので写真を並べてみたいと思います。

こちらは二条城側から見た外観です。

外観(二条城側)

国宝、重要文化財、世界遺産として登録される二条城(正式名称は元離宮二条城)。

二条城

ホテルのあるこの場所は幕末の志士、橋本左内が暮らしていたこともあるようです。

橋本左内寓居跡

こちらは二条城前の鞍馬街道から入ったホテルの北側。

外観

ホテルの敷地に入ると先ほどもご紹介した梶井宮門が存在感を示します。

梶井宮門

こちらは三井総領家も所有していたという300年以上の歴史のある門。

HOTEL THE MITSUIの建設にあたって、こちらの門も修復、改修されたそうですが、なんと元々の部材の8割も残して再建されたのだそうです。

屋根瓦の上の四隅に、このような桃が置かれていますが、これは魔除けの意味があるのだそうです。

門をくぐったあとの庭も夕方になるとライトアップされていました。

一角にあるこちらは井戸だそうです。

井戸

灯篭
エントランス

数少ないこのホテルが「ラグジュアリーコレクション」であることを気づかせてくれるサイン。

入り口のロゴ

ホテルに入り、フロントにあるこちらの美術品は「風」をイメージして作られているそうです。

風をイメージしたオブジェ

フロントを抜けた先にあるメインロビー。

メインロビー

夕方になるとライトアップされて幻想的な姿になった中庭を望めます。

メインロビー

ちなみに天井から吊られているこちらの簾のようなものは、アルミパイプ。デザインは着物をイメージしたものだそうで、西日の照り返しを意識して置かれているそうです。

これを含むロビーと客室のデザインは、香港のアンドレ・フー氏が担当。

メインロビーの天井

ホテル施設のハイライトとも言える中庭

夜はこのような感じでライトアップされます。素晴らしいですね。

中庭

手振れしまくりですが、レストランの都季もお洒落です。

都季のライトアップ

中庭(庭園)は昼も素晴らしいです。日本の四季を感じられるとのことで、全シーズン滞在してみたいですね。

中庭

古くから京都には「庭屋一如」という言葉があるそうですが、正に庭と建物とが一体となってその美しさを醸し出しています。

中庭は眺めるだけでなく歩くこともできます。

庭園

中庭の一角には総檜造りの「四季の間」があります。

四季の間

ここはかつて三井総領家の邸宅だった際にも庭園を眺める広間の奥書院があったそうです。

全16席のこの部屋はお祝い事やおもてなしの場として、だれでも予約可能です。(別途使用料金が必要)

四季の間

広間の一角にはこの日は日本橋にある三井記念美術館から借りているという掛け軸が飾られていました。

掛け軸

再び館内に戻りまして、こちらはメインロビー横にあるライブラリー。

置いてある本は自由に読むことができます。

ライブラリー

そして茶居では、武者小路千家の茶道家から手ほどきをうけたアンバサダーによるお茶をいただけるエクスペリエンスがあります。

茶居

HOTEL THE MITSUI KYOTOの歴史を伝える館内展示もありました。

館内展示

と、こんな感じでまだまだ他にも見どころはあるのですが、だいぶ長くなってしまったのでこのくらいにしておきます!

温泉&スパ

地下1階には温泉とスパ施設が集まっています。

温泉プール「サーマルスプリング」

HOTEL THE MITSUI KYOTOの滞在の楽しみのひとつが「サーマルスプリング」。

ホテル地下を掘って出てくる天然温泉を使用したプールです。

宿泊者は全員無料で、子どもも利用可能なのが嬉しいです。

サーマルスプリング営業案内
  • 営業時間:7:00~23:00(最終受付 22:30)
  • ご利用年齢:16歳以上
  • ※男女兼用
  • ※湯浴み着はフリーサイズのみ貸し出し可
  • ※子どもは水着持参または現地で購入
  • ※4~15歳の子どもは保護者同伴かつ10:00~16:00のみ利用可能
  • ※3歳以下は利用不可

サーマルスプリングがあるのは地下1階。

エレベーターを降りるとがらっと雰囲気が変わります。

時が止まったかのような静けさ、暗がり。

真っ二つに切られた岩

奥の通路を抜けた先にサーマルスプリングがあります。

地下1階通路

サーマルスプリング内は撮影NGのため公式の写真をお借りしました。

サーマルスプリング

更衣室で水着に着替え、シャワーを浴びて、プールゾーンに入ります。

中は最低限の照明しか無く、目が慣れるまでに時間がかかる程でした。

先客は3名ほどしかおらず、静寂。

水の音、その反響音だけが響きます。

長男が対象外年齢でしたので、娘と二人だけで入りましたが騒げるわけもなく、終始小声で過ごしました。

プールは意外と広く20mくらいあるかもしれませんが、段差や中央に石もありますので泳げる感じでもありません。(スタッフさんからも「温泉としてご利用いただきたい」旨の話がありました)

プールの周りにはいくつかソファーがあり、一部は写真右手のように水辺に浮かぶカップルシートのようでした。

水の温度は推定36-37度くらい、ぬるま湯よりは温かく、長時間入るのは厳しいのでソファーで休みながら、水分補給をしながら温泉に何度か入る感じでした。

ひかパパ

すごくお洒落で、気持ち良い温泉プールでした。

カップルで行かれると最高に良い体験になりそうです!

プライベート温泉

天然温泉を活用したもう一つの施設がプライベート温泉。

こちらはスイートルーム並みの部屋を時間借りできるシステムです。

プライベート温泉

部屋数:2部屋

ご利用時間:7:00 – 23:00(最終受付 22:00)
料金:
60分 ¥19,500
90分 ¥27,000
120分 ¥34,500

※テレビ、スピーカー、バスローブ、ミネラルウォーターなど完備

ぶっとんだ料金ですが、スイートルームに有償で宿泊すると思えばむしろ安いなんて気もしなくもない…

ウェルカムアメニティがあったり、温泉から出てそのまま腰掛けられるウェットソファースペースもあったり、ルームサービスも利用できたりと、贅沢な時間を満喫できそうです。

公式サイトより引用

その他、SPAトリートメントやフィットネスルームも同じ地下にあります。

フィットネスジム(公式サイトより引用)

エクスペリエンス(アクティビティ)

HOTEL THE MITSUI KYOTOではエクスペリエンスと呼ばれる、いわゆる滞在者向けのアクティビティが用意されています。

例えば、ホテルの建物やアートをアンバサダーに解説していただけるアートツアー(無料)。

アンバサダーと巡るアートツアー

四季の間の縁側で行われる、ウェルネス呼吸法(無料)。

ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝

趣ある茶居でいただくお茶(有料)。

茶居で味わう一服のお茶

などがあります。

今回の滞在では、「アートツアー」と子ども向けプログラムの「めざせ!みらいのほてるまん」を体験してきました。

アートツアーの内容は前述のホテルの紹介の中にも使わせていただきました。

子連れでも参加可能ですが、じっくり鑑賞されたい方は大人だけでの参加がよいと思います。

参加のお土産にこのような素敵な巾着袋(と子どもにはクッキー)をいただけました。

アートツアーのお土産

「めざせ!みらいのほてるまん」の内容についてはこちらの記事にまとめました。

ホテル ザ 三井京都:エクスペリエンス「めざせ!みらいのほてるまん」体験記

ひかパパ

ゲーム感覚でホテルのお仕事体験ができるプログラムです。

制服がとっても可愛かったです~

レストラン「FORNI(フォルニ)」のディナー

HOTEL THE MITSUI KYOTOには2つのレストラン、1つのバー、それと四季の間があります。

レストランのうちガストロノミー鉄板焼きの「都希(とき)」は終日13歳以上のみ利用可能なため、子連れの場合はイタリアンレストランの「FORNI(フォルニ)」一択になります。

FORNIのテラス席

FORNIはイタリア語で「複数の窯」を意味するそうですが、文字通り2つの窯で焼き上げる本格イタリアンがいただけます。

FORNIの窯

ディナーではアラカルトでいただきましたが、どれも絶品でした。

シャンパン
カプレーゼ
マルゲリータ

キッズメニューもしっかり有り、塗り絵もできたりして、子連れでも愉しむことができました。

キッズメニューと塗り絵
キッズボロネーゼ

FORNIでのディナーの様子、マリオットボンヴォイの割引についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

ホテル ザ 三井京都:朝食とFORNI(フォルニ)のディナー&エリート特典まとめ

朝食

朝食もディナーと同じFORNIでいただきました。

マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上はなんと朝食を無料でいただくことができます。

地元食材を使った贅沢な和朝食セット。

和朝食
和朝食
焼き立てクロワッサン

もちろんお味も最高でした。

マリオットボンヴォイ会員なら12歳以下の子どもの朝食が無料(ステータス関係なく)。

キッズブレックファスト(洋食)
本日のポタージュとフルーツ
パン
プレーンオムレツ・ソーセージ・温野菜

子どもの朝食もボリューム満点です。

朝食のメニューやプラチナ特典などについてもこちらの記事で詳しくご紹介しています。

ホテル ザ 三井京都:朝食とFORNI(フォルニ)のディナー&エリート特典まとめ

まとめ

ハード面の素晴らしさはもはや語る必要もないと思いますが、本当にスタッフの接客レベルが高いところに感動しました。

「日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別な体験とくつろぎを提供いたします。」というブランドコンセプトそのものでした。

子どもへの対応も慣れている方が多く、安心して過ごすことができまし、サーマルスプリングやエクスペリエンスもあり、1泊2日があっという間に過ぎてしまいました。

このクオリティでカテゴリー7というのが信じられないです。

カテゴリー7ならSPGアメックスの無料宿泊特典でも宿泊できますので、ぜひ今のうちに滞在されることをお勧めします。

キッズアメニティのひとつに「総支配人の楠井さんに手紙を書こう」というのがあったのですが、手紙を書いたところ後日お返事がありました。

ひかパパ

たまたま年賀状のタイミングで届いただけでよく見たら中身は年賀状ではなかったですw

ともあれ、最高のホテルだと思います!

以上です、最後までお読み頂きありがとうございました。

併せてこちらの記事も読んでいただけますと嬉しいです。

ホテル ザ 三井京都:朝食とFORNI(フォルニ)のディナー&エリート特典まとめ ホテル ザ 三井京都:エクスペリエンス「めざせ!みらいのほてるまん」体験記 ウェスティン都ホテル京都 子連れ宿泊記:ジュニアスイートに無料アップグレード!! JWマリオットホテル奈良 子連れ宿泊記:子どもに優しい鹿さんのホテル 琵琶湖マリオットホテル 子連れ宿泊記:温泉付きルームに無料アップグレード!!

SPGアメックスとは?(当サイト限定特典付き)

SPGアメックスカードを発行すると、マリオットの会員サービス「マリオットボンヴォイ」の「ゴールドエリート」になれ、以下のような特典を受けられます。

  • 部屋のアップグレード・・・空き状況に応じてより望ましい客室へアップグレード
  • ウェルカムギフト・・・マリオットボンヴォイポイント250~500pt進呈
  • レイトチェックアウト・・・部屋の状況により最大14時まで延長(無料)
  • レストラン利用割引・・・対象レストランで(お食事&飲み物)15%OFF(10名様まで)
  • Wi-Fi・・・ご滞在中館内のみで無料
  • ポイント獲得・・・ホテルでの利用代金1米ドルごとに12.5ポイント付与

※ホテルによって受けられない特典もあります

ゴールドエリートの資格は前年25泊以上の宿泊実績が必要ですが、SPGアメックスというクレジットカードを持っているだけで初年度からゴールドエリートに昇格できます。

上記の特典の他にも、

  • 年会費更新ごとに1泊無料宿泊権利(カテゴリー6相当)
  • マリオットボンヴォイ加盟ホテル・レストラン利用時、決済金額100円ごとに6ポイント
  • 全世界のアメリカン・エキスプレス加盟店での支払い時100円ごとに3ポイント
  • 貯まったポイントは7,500ポイント~、マリオットグループホテルの無料宿泊に利用可能
  • 60,000ポイント=25,000マイルで40以上の航空会社のマイルへ交換可能
  • 空港ラウンジ、空港からの手荷物無料宅配、ショッピングプロテクションなどアメックスゴールドと同等の特典

と旅行好きの最強カードとも言うべきスペックを誇ります。

ひかパパ

SPGアメックスの通常ポイント還元率は3%と驚異の還元率です。

貯めたポイントであのザ・リッツ・カールトンホテルにも滞在可能と、正直年会費34,100円は高いですが、旅を楽しく、素晴らしいものにしてくれます^ ^

SPGアメックスは「既存会員の紹介」で入会するのが最もお得です。

今なら新規カード発行で75,000ポイントも貰えます!

SPGアメックスの入会キャンペーンが再び激アツ!! 最大80,000ポイントを貰う方法(12/7まで)

お知り合いにSPGアメックスを持っている方がいらっしゃらない場合は私からもご紹介可能ですので、twitterやLINEなどでお気軽にご相談ください。

私から紹介させて頂いた方には御礼として当ブログ内の「招待者限定記事」の閲覧パスワードをお教えさせて頂きます。

※記載の内容は極力最新の情報への更新を心掛けていますが、カバーしきれない部分もありますことご了承ください

※緊急事態宣言やまんぼうの状況により、レストランやラウンジの営業時間や運用方法の変更が多発してますので、事前にホテル公式サイトや電話などでご確認することをお勧めいたします。

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