こんにちは! 家族旅行大好き、陸マイラーのひかパパ(@zaitech_net)です。
- マイルは飛行機に乗らなくても貯まる
- マイルでビジネスクラスに乗って家族旅行
- 世界中の航空会社のファーストクラスに乗れる
などなど、マイルの魅力に惹かれ、これからマイルを貯めよう、陸マイラーを目指してみようと思っている方にマイルに関するブログを読む上で参考になる情報をいくつかご紹介したいと思います。
目次
① 陸マイラーのブログに書いてあることって本当なの?
「年間20万マイル貯める方法」みたいな内容はほとんどの陸マイラー関連のブログに書いてあります。
あれ、怪しいですよね。
「世の中そんな甘いことがあるはずがない」
と考えるのが普通だと思います。
しかし、アレは本当の話です。
- 年間20万マイルを貯めるには「ポイントサイト」を活用しよう
- ポイントサイトで貯めたポイントを「TOKYUルート」で交換しよう
- ポイントを貯めるにはクレジットカードを発行しよう
- オススメのポイントサイトは「ハピタス」と「モッピー」
ざっくりこんな内容が書いてあると思います。
これには一部間違いがありますが、おおむね本当です。(間違いについては後ほど)
20万マイルは無理かもしれませんが、1年で10万マイルぐらいは貯められるはずです。
10万マイルをクレジットカードだけで貯めようと思ったら、1,000万円も決済しないと貯まりませんが、ポイントサイトを使えばザクザク貯まるようになります。
そして、10万マイルあれば家族4人で香港や石垣島旅行(8万マイルでOK)に行けます。
独身の人ならビジネスクラスでニューヨークでもパリでも好きなところに行けるようになります。
私は陸マイラーを続けること10年以上ですが、たしかにこのポイントサイトの効果は絶大で、SFC修行や親子三世代ハワイ旅行をこの方法で貯めたマイルで実現できました。
マイルで両親をハワイに招待!! 準備は大変だったけど本当に楽しい旅行でしたそれ以前も年に1、2回家族旅行に行くぐらいのマイルを貯めることができていましたが、ポイントサイトの貯まり方は他とは比較になりません。
ひかパパ
② なんで裏技をわざわざ公開しているの?
陸マイラーブログに対する疑問の2つ目は、「そんなお得な裏技をなんで公開しているの?」ということではないでしょうか。
これも答えは単純です。
「ポイントサイトの友達紹介」によるポイント
「クレジットカードの紹介」によるポイント
「ブログの広告掲載」による収益
「友達紹介(あるいは招待)」の制度はメルカリなどのスマホアプリはもちろん、美容室や銀行口座開設など巷に溢れていると思います。
オススメのサービスを知り合いに紹介する時に、自分のURLや紹介コードを入力してもらったり、あるいはハガキを渡したり。
実はポイントサイトやクレジットカードにも紹介制度があります。
↓のようなバナーや「登録はこちら」みたいなリンクがブログに貼ってありますよね。
これらのバナーやリンクを経由してポイントサイトに登録すると、ブログ運営者が紹介主となり、登録した人が獲得したポイントの5~40%のポイントが紹介主に入ってきます。(友達のポイントが減るわけではありません)
この仕組みの凄いところは、登録した人がポイント獲得し続ける限り、半永久的にポイントが入ってくるところです。
またブログ運営者は、ポイントサイトだけでなく、クレジットカードの紹介でもポイントをもらえますし、ブログに貼っている広告がクリックされることで広告収益を稼ぐこともできます。
トップブロガーは毎月何10万ポイントも入ってくるようですから、そうなるといちいちポイントサイトの案件でクレジットカードを発行しなくても、ブログを経由して友達になってくれた方の活動で充分なマイルが貯まるようになります。
これで陸マイラーがブログに色々書いてくれる理由がわかりましたね?
ひかパパ
これがブロガーの目的です。
ポイントサイトで効率良くポイントを獲得するには「クレジットカード発行」が最も有効なのですが、クレジットカード発行だけではどうしてもペースが落ちます。(2~3年は頑張れると思います)
そうなった時にさらにマイルを貯めるにもブログが活躍します。(と言っても現実は厳しく、ブログ運営は想像を超えるぐらい大変&激戦です・・・)
③ やっぱりポイントサイトって怪しいのでは?
「友達を紹介したらポイントがバックされる(知らない人を紹介してもOK)」
ポイントサイトの紹介制度ってやっぱり怪しいですよね。。(仕組み自体はネットワークビジネスっぽい)
それは確かにそうなんですが、「誰も損していない」というのがミソだと思います。
こちらがポイントサイトの仕組みです。
私たちが受け取るポイントの原資は「すべて企業」です。
私たちがよく知ってる企業たちが広告主となって出してくれているお金がポイントとなっているわけです。
ので、はっきりいって「もらえるものはもらわないと損」です。
怪しいのは「紹介制度」であって、ポイントサイトの本質そのものではないと思います。
紹介制度が馴染めないという方は、入会する時は誰にも紹介されないように入会し、その後自分から誰も紹介されなければいいのです。
(但し、家族がいる人は紹介制度をうまく利用した方がお得です)
ここまでの説明でもなおポイントサイトを信用できないという方。
ポイントサイトでもメジャーな「モッピー」と「ECナビ」というサイト。
これらはそれぞれ「株式会社セレス」と「株式会社VOYAGE GROUP」という株式上場企業が運営していますので、ぜひ会社ホームページをチェックしてみて下さい。
株式上場には事業(売上や利益)だけでなくコンプライアンス(法令遵守)などの厳しい審査を通過する必要がありますので、信頼してよい企業の基準の一つかと思います。
ひかパパ
④ ポイントサイトのオススメNo.1 「ハピタス」について
2019~2020年にかけて低迷していたハピタスですが、2021年に入ってからは最高ポイントを出すケースも増えてきて、復活の兆しがでてきています。
以下、記事執筆当時の気持ちです。
陸マイラーブログに漏れなく書いてあるのは「ハピタスがオススメ」「初めてならとりあえずハピタス」という内容です。
はい、これはウソです。
ひかパパ
ポイントサイトを選ぶ上で重要なポイントがこちら。
- 大量のポイントがもらえる
- 貯まったポイントを(高レートで)マイルに交換できる
- システムエラーなどでポイントが付かないことがない
- 運営企業の経営が安定している
この中でも最も重要なのは「大量のポイントが獲得できる」、つまり他のポイントサイトよりも多くのポイントが獲得できるということです。
その観点で言うとハピタスはやや劣勢にたちます。
その理由がこちら。
これは2020年2月7日のエムアイカードゴールド発行でのポイント数比較です。
ハピタスは最も高いECナビよりも5,000ポイントも少ないポイントになっています。
このようにハピタスが他のサイトよりも多くのポイントを出すことは稀です。
ではなぜブロガーはハピタスをオススメするのか?
その理由もやはり友達紹介にあります。
ハピタスは友達紹介した人数によってバックされるポイントの率が決まります。
偏差値的に決まるため、毎月1名以上コンスタントに紹介できる人なら10%~40%ものポイントをもらえます。
多くのポイントサイトは10%ですから、ハピタスの40%は異常とも言える数字です。
上の例で言えば、ECナビなら21,000円×10%=2,100円分のポイントがもらえますが、ハピタスなら11,000円×40%=4,400円分のポイントがもらえるのです!
他のポイントサイトの方が良い案件が多いにも関わらずハピタスが推される理由はここにあります。(あくまでそういう傾向があるという話なので、ハピタスの案件の方がポイントが多いこともあります)
できるだけ多くのポイントをもらうためには、ポイント数の比較サイトを使うのがオススメです。
ちなみに、私はこれらのポイントサイトを推しています。
ひかパパ
※上記リンクも友達紹介のURLになってますのでイヤな方はリンク踏まずにググって下さいね
これらのサイトは、高額ポイントをもらえるキャンペーンが多く、かつサービス運営も安定しています。
(ハピタスは獲得ポイントという観点ではやや厳しいですが、サイトの使いやすさという意味ではオススメできます。)
陸マイラー初期のころはとにかくシンプルにした方がいいので、登録数を増やさないのがベターです。
なお、私が利用した実績のあるサイトだけ紹介していますので、今後利用したサイトでさらにオススメが出てきたら更新していきたいと思います。
ひかパパ
※長いので興味がない方は読み飛ばして下さい
ポイントサイトにとって友達紹介制度は諸刃の剣です。
ハピタスが分かりやすいですが、紹介ポイント(の率)が多いほど会員は集めやすい、しかし、案件発生時のポイントに関しては、紹介者に多くのポイントを支払わなければいけないため、案件の利用者への還元は減らさざるを得ません。
これがゆえに、同じ案件でも他のサイトの方がポイントが高いことが多くなり、結局長い目で見れば利用してもらえなくなります。
一方で、紹介制度が全くないサイトの方がポイントが多いのかと言えば必ずしもそうではありません。
これは、広告主の目線で見ると分かります。
広告主がなぜポイントサイトに出稿する(広告を出す)のかと言えば、それは自社のサービスを利用してもらうため、カード会社ならカードを発行してもらうためです。
普段は予算内でそこそこのポイント数を与えて、そこそこのカード発行者の獲得を目指しています。ここで重要なのは「1枚発行当たりにいくらの予算を使ったのか(費用対効果)」です。
ところが、短期集中型のキャンペーンになると考え方が変わります。
がっつり予算を取れたので、普段よりもポイント数を多くする代わりに多くのカードを発行してもらいたい、つまりここで重要なのは「何枚カードを発行できたのか(獲得件数)」です。
となると、会員数が少ないサイトには多くの獲得を期待できませんので、キャンペーンを実施するのは、会員数が多いサイトに絞られてきます。(この傾向は広告主のビジネス規模が大きいほど顕著になります)
ポイントサイトにとって「会員数」は交渉力の武器となるわけですので、紹介ポイントをケチっていても他社に勝てないのです。
というわけで、友達紹介有りかつポイントバック率10%ぐらいのサイトに良案件が出やすい理由でした。
⑤ 本当にマイルでビジネスクラスに乗れるの?
これには二つの側面があります。
ひとつは「ビジネスクラスに乗れるほどのマイルが貯まるのか」
もうひとつは「マイルが貯まればビジネスクラスに乗れるのか」
ひとつ目については既にお話した通りで、貯まります。
ふたつ目、これが問題です。
特にANAの特典航空券は取りづらい状態が続いています。
(特典航空券とはマイルで予約できる航空券のことで、通常の座席とは別に、ごく一部の席数しか予約できないようになっています)
- 国内線
- 韓国・中国・台湾などの近場
- 東南アジア方面のエコノミークラス
- 北米のニューヨーク・ロサンゼルス以外の路線のエコノミークラス
- ホノルル路線のエコノミークラス・プレエコ(繁忙期以外)
- ANA以外のスターアライアンス便のエコノミークラス
※すべてGW、お盆、年末年始を除く
- GW、お盆、年末年始の(国内線含む)全路線、全クラス
- 夏休みの人気路線の全クラス(ニューヨーク、ヨーロッパ、シンガポール、シドニーなど)
- 人気路線のビジネスクラス(ニューヨーク、ヨーロッパ、シンガポール、シドニーなど)
- ANA以外のスターアライアンスのビジネスクラス
仮にあなたが独身で一人で飛行機に乗るのであれば、繁忙期や人気の路線であっても”たまたま空きがあって乗れる”ことは結構あると思いますし、「休みは比較的自由に取れます!」という人ならそれこそ世界中を飛び回ることができると思います。
もしあなたがマイルでの家族旅行を考えているのでしたら、みんながお休みの時期に、誰もが思う行きたい場所にビジネスクラスで行くことは困難です。
さらにGW、お盆、年末年始はエコノミークラスですら超激戦区なので1年前の予約開始時間に参戦しても運が良くなければ勝てないと思っていた方がいいでしょう。
決してビジネスクラスに乗れないということではありません。
実際に私は両親3人をビジネスクラス、我が家3人分のプレミアムエコノミーで特典発券してハワイに行ってきました!
海外旅行の人気ナンバーワン ホノルル線については2019年春に超大型機のA380を導入してエコノミーやプレミアムエコノミーであればかなり取りやすくなりました。
それでも2021年の年末の予約合戦では一瞬で全席完売している状況でした。。
また、特典航空券には予約可能な席数というのが決まっています。
詳しくはこちら↓の記事をご覧ください。
SFCは本当に特典航空券を取りやすいのか?プラチナ・一般と比較してみたひかパパ
ただし、誰もが憧れる観光地ではないかもしれませんし、ANA以外の便かもしれません。また、休みを取れるかどうかわからない1年後の平日に予約するなんて事態も視野に入れておく必要があります。
特典航空券で自分が乗りたい路線、乗りたいクラスの予約状況がどうなのかは、マイルが貯まっていなくても公式サイトでチェックすることが可能です。
ANAの場合はこちらから検索してみて下さい。
⑥ マイル貯めやすいけど取りにくいANA?
「ANAはマイルは貯めやすいけど特典航空券が取りにくい」
「JALはマイル貯めにくいけど特典航空券が取りやすい」
こんなことを聞いてことはありますか?
これも本当です。
ポイントサイトからの交換レートが良いのはANAですので、自然とブログのネタもANAに集中しますし、実際ANAのマイルはかなり大量に発行されています。
故にANAの特典航空券は前述の通り、かなり取りづらい状態になっています。
対してJALですが、JALもひと昔前に比べれば陸マイラーの影響で取りづらくなっています。
しかし、ANAよりはマシという状態です。
例えばハワイ方面であれば、JALの場合は東京以外にも大阪、名古屋からの便がありますし、ホノルル以外にコナ(ハワイ島)にも飛んでいます。
提携しているハワイアン航空の特典航空券の枠もありますので、ビジネスクラスの取りやすさはJALの方が上でしょう。(それでも繁忙期は激戦となっていますが)
関西圏、名古屋圏の方にとってはJALの方が魅力が大きいかと思います。
ただし、JALは2018年12月に導入された「JAL国際線特典航空券 PLUS」によって少々厄介な状況になっています。
この制度は、
- 特典の枠という概念を止めて基本全席マイルで予約できるようにする
- ただし、必要マイル数を変動制にする
- (席が埋まることはほぼないので)キャンセル待ちはできなくなる
- 予約変更も不可(キャンセルのみ可能だが手数料が発生)
※ファーストクラスは対象外
これを「席数上限がないのは嬉しい」と捉えることもできますが、実際には必要マイル数が片道4万のホノルル行きビジネスクラスが13万マイルになっていたり(もちろんこれまで通り4万マイルで予約可能な日程もあります)と、もはや全くお得とは言えない水準になっていることも多いので、キャンセル待ちできなくなったことを考えると改悪と言えるでしょう。(最低マイル数で予約可能な座席数がわかりづらくなったという側面もあります)
⑦ SPGアメックスって本当にお得なの?
最後に、陸マイラーのブログで紹介される3点セットのひとつ、SPGアメックスについても触れてみたいと思います。(3点セットあと2つはハピタスとTOKYUカード)
結論を先に言いますと、急いで発行しなくても全く問題のないカードです。
SPGアメックスの特徴はこんな感じです。
- カード決済100円につき3ポイント貯まる
- 貯まったポイントでマリオットグループの高級ホテルに宿泊できる
- カード2年目以降は毎年1泊の宿泊特典がもらえる
- マリオットゴールドエリート特典で14時レイトチェックアウトと部屋のアップグレードなどを受けられる
- マリオットグループホテル利用時のポイント還元率がだいたい18%
- マリオットポイントは43社のマイルに交換可能(決済時のマイル還元率は1.25%)
- アメックスカードの特典が色々ついてくる
2016年~2018年7月まではマリオットゴールドの特典として
- 朝食無料
- クラブラウンジ利用可能
- 16時レイトチェックアウト
などの特典だったため、人気が爆発しましたが、それに比べると魅力はかなり落ちました。
それでも陸マイラーがこぞってSPGアメックスを勧める理由は、はい「紹介でもらえるポイント」です。
SPGアメックスを発行する際、誰かに紹介してもらって入会すると通常より6,000ポイント多くもらうことができます。
そして友達を紹介した本人には30,000ポイントが入ります。
これはかなり破格ですよね。
このポイントで無料宿泊したり、あるいは数多ある航空会社のマイルにできるわけです。
先ほど言った通りANAのマイルは世の中に溢れて特典航空券が取りづらくなっていますが、そうではない航空会社を選択できるようになるわけです。
一部の陸マイラーは特典そのものよりも「紹介でもらえるポイント」に魅力を感じているのではないでしょうか。
ただ、年に1~2人しか紹介していない私もSPGアメックスを保有しています。
それは、前述のゴールド会員の特典やカード決済で比較的多くのポイントをもらえるので、「まだ完全に見切りを付けられていない」という状態だからです。
陸マイラーとしてカードの決済に頼らずともポイントを獲得できるようになれば、次はホテルを無料にしたいと思うと思います。
その時にこのSPGアメックスを持っていれば、決済で貯めたポイントで高級ホテルに泊まることができるのはかなり魅力的です。
なお、プラチナチャレンジによるプラチナエリート特典はかなり魅力的なプランですが、SPGアメックスがなくてもプラチナチャレンジは可能ですので注意が必要です。(プラチナチャレンジの際にSPGアメックスを持っていた方が得なことはあると思います)
今回は以上です。
語れなかった部分もありますのでまた随時付け加えていければと思います。
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