こんにちは、ひかパパ(@zaitech_net)です!
マイレージを貯める時、「どの航空会社のマイルを貯めるのか」は非常に重要なポイントです。
海外出張が多い方は、よく乗るあるいは好きな航空会社があると思いますので、それに従って決めれば良いですが、そうではない人(=陸マイラーを目指す人)にとってはどんな基準で選んだら良いか皆目見当がつかないかと思います。
そこで、マイレージを貯める前の航空会社選びのポイントと、私がANAマイルを貯めている理由を解説したいと思います。
目次
マイルを貯める上で航空会社選びは”最も重要”
繰り返しになりますが、どの航空会社でマイルを貯めるのかは非常に重要な要素です。
そして、その答えは人によって異なります。
住んでいる地域、行きたい場所、よく乗る航空会社の有無、さらには普段の生活スタイルなど様々な条件でベストな航空会社、マイレージプログラムが変わるからです。
(とは言っても、ほとんどの日本人にとってはANAか日本航空のどちらかがベストの選択になります)
マイレージプログラムを選ぶ際はこんな点に注意すると良いです。
- 運航路線(行きたい場所に飛んでること)
- マイルの貯め易さ
- マイルの使い易さ(必要マイル数や座席予約のし易さ)
- マイルの有効期限
- 燃油サーチャージの有無
- 情報量の多さ
ですが、初めてマイルを貯める方にとって各社の違いを見極めるのは非常に難しいかと思います。
ここでは、私がANAマイルを貯める理由を交えつつ、他の航空会社のマイルを貯めた方が良い例を挙げてみました。
私がANAマイルを貯める理由
私が学生で陸マイラーになって以来唯一ずっと貯めて使い続けているのはANAのマイルです。
その理由は「マイルを貯めやすい」から。
ひかパパ
また、ANAマイルはこんな人に向いていると思います。
- 初めてマイルを貯める方
- 普段飛行機に乗らない方
- 主にクレジットカードでマイルを貯める方
- なんだかよくわからないけどマイルを貯めてみたい方
- 日本全国あるいは世界の色々なところに行ってみたい方
- とにかくハワイに行きたい方
- スターアライアンスで世界一周してみたい上級者
つまり、ANAマイルは「初心者向きのマイル」と言えます。
その理由は簡単で、
- 飛行機に乗らなくても多様な方法でマイルが貯まる
- 海外路線はJALよりも多い
- 特典航空券の必要マイル数が少ない
- マイルに関する情報(ブログなど)が多い
- 格付けランクで5スターを獲得する安定のサービス
- 日本語対応でトラブル時も安心
と「マイルを貯める」にも「使う」にも「飛行機に乗る」にもビギナーに優しいからです。
ANAの路線
ANAは日本を代表するエアラインですので、国内・海外とも非常に多くの空港に就航しています。
国内線の就航路線
路線数 | 136 |
---|---|
就航便数/週 | 1,070 |
就航都市数 | 53 |
国際線の就航路線
路線数 | 65 |
---|---|
運航便数/週 | 1,190 |
就航都市数 | 42 |
ANAマイルに向いていない人
最寄り空港・行きたい都市にANAが就航していない
物凄く当たり前の話ですが、いくらマイルがあっても飛行機が飛んでない区間に乗ることはできません。
まずは自分が行きたい地域までANAが飛んでいるかを確認しましょう。
国内でANAが就航していない都市・空港の例がこちらです。(全部ではありません)
- 山形
- 松本
- 南紀白浜
- 出雲
- 種子島
- 天草
- 屋久島
- 奄美
- 久米島
- 与那国
これら空港にはJALが就航しています。
ひかパパ
「マイルを貯めて奄美大島に行こう」と思ってもANAでは行けませんので注意しましょう。
国際線については、前述の図の通りANA運航便では海外のごく限られた都市にしか行くことができません。
しかし、ANAが加盟しているスターアライアンスの便にもマイルで乗ることができますので、実際には世界の主要都市ならどこへでも行くことが可能です。
また、ANAの国際線は羽田・成田発着にかなり偏っていますが、地方の人は羽田・成田を経由しなくとも、スターアライアンス加盟航空会社を活用できます。
アシアナ航空(仁川)
エバー航空(台北)
中国国際航空(北京・上海)
タイ国際航空(バンコク)
シンガポール航空(シンガポール)
GW・お盆・年末年始しか乗れない人
マイルを使って予約する特典航空券には「ブラックアウト」と呼ばれる予約できない日が存在します。
ANA国内線特典航空券 ブラックアウト日
対象路線(発) | 東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸) |
---|---|
2019年 | 4/27~4/28、5/3、8/9~8/12、12/27~12/30 |
2020年 | 5/2~3、8/8~10、12/29~30 |
対象路線(着) | 東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸) |
---|---|
2019年 | 1/3、1/5~1/6、5/5~5/6、8/16~8/18 |
2020年 | 1/3~1/5、5/5~6、8/15~16 |
残念ながら国内線については、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の大半、東京・大阪・名古屋発着の路線はNGとなっています。
ANA国際線特典航空券 ブラックアウト日
対象路線(着) | ハワイ |
---|---|
2019年 | 1/1~2 |
2020年 |
国際線についてはブラックアウトはあまり気にする必要はありません。
また、マイルを貯めやすいということは「多くの人が多くのマイルを持っている」ということなので、反面マイルを使う時は弱みになります。
マイルで予約できる特典航空券は、通常の座席数よりもかなり限定されています。
それ故にブラックアウトの対象以外の路線であっても、GW・お盆・年末年始の予約を取るのはかなり難しい状況です。
ひかパパ
また、人気の路線は大型連休以外も予約が取りづらい状態です。
- 北海道(札幌・函館)
- 沖縄(那覇・石垣・宮古)
- ハワイ
- ニューヨーク
- ヨーロッパ(特にドイツ、フランス)
- シンガポール
- シドニー
夏休み期間はこれら路線は激戦区ですので、国際線の予約が開始となる355日前朝9:30には予約合戦となります。
また、人気路線はそれ以外のシーズンや平日でも埋まりやすい為、なるべく早く予約する必要があります。
ひかパパ
特典航空券で予約可能な席数(予約枠)は限られていますが、不定期のキャンペーンで対象路線・対象クラスの全座席数分開放されることもあります。
海外にたくさん行く人・長距離路線に乗る人
- 日本航空によく乗る方
- マイルではなく有償の航空券を買って乗る方
- 出張や旅行で頻繁に乗る方
JAL(日本航空)に頻繁に乗る方はJALのマイルをオススメします。
理由は、JALが発行するクレジットカード「JALカード」のオプションである「ツアープレミアム(年会費2,160円)」に加入すると、飛行機に乗るだけでマイルがたくさん貯まるからです。
元々ビジネスクラスにしか乗らないという人には効果は薄いですが、エコノミーで長い距離を乗られる方には効果絶大です。
国内線だけでマイルを使う人
マイルの特典航空券を国内線のみで使う人は、ANAよりもユナイテッド航空のマイルが向いているかもしれません。
国内線特典航空券の必要マイル数がANA・JALよりも少ないからです。
各航空会社の必要マイル数(一例)
区間\航空会社 | NH | JL | UA |
---|---|---|---|
羽田-福岡 | 7,500 | 7,500 | 5,000 |
羽田-沖縄 | 9,000 | 7,500 | 8,000 |
羽田-石垣 | 10,000 | 10,000 | 8,000 |
大阪-沖縄 | 7,500 | 7,500 | 5,000 |
NH:ANA(レギュラーシーズンの必要マイル数)
JL:日本航空(通常マイル数)
UA:ユナイテッド航空(ANA便利用)
マイルの貯めやすさではANAやJALの方が上ですが、必要マイルの少なさから国内線用にユナイテッド航空を選択する人もいらっしゃいます。
ひかパパ
国際線特典航空券の必要マイル数はANA、JALの方が少なく済みます。
LCCで十分な人
LCCは本当に安いです。
エアアジアの大阪~ホノルル便は安い時は諸費用含めても片道2万円台で買うことができます。
シートが狭い、荷物の制限が厳しい、機内食が有料、空港によってはターミナルが遠いなどフルサービスキャリアに比べて快適性は落ちますが、正直マイルを貯めるよりもLCCにした方が節約に繋がります。
まとめ
- ANAマイレージは初心者に向いている
- ANAマイルなら国内・海外様々な場所に行ける
- 【注意】国内にもANAが就航していない空港がある
- 【注意】GW・お盆・年末年始は特典航空券を取るのは困難
- 【注意】人気の路線は年間通して予約を取りづらい
- フライトマイル中心ならJALの方が貯まりやすい
- 国内線必要マイル数はユナイテッド航空の方が少ない場合がある