こんにちは! 家族旅行大好き、陸マイラーのひかパパ(@zaitech_net)です。
2019年のハワイ旅行は往復ともANA A380(フライングホヌ)のプレミアムエコノミー(通称プレエコ)で行ってきました。
A380のプレミアムエコノミーは座席数も多く、特典航空券がかなり取りやすくなっています。
フライングホヌで行った親子3世代7人ハワイ旅行!特典発券までの道のり4歳と1歳の子供を連れてのはじめて飛行機、プレミアムエコノミー搭乗となった往路。
予想外の事態になってしまい、中距離海外旅行の厳しさを味わう結果となってしまいました。
ANAフライングホヌで行くハワイ!子連れプレミアムエコノミー搭乗記 ~往路編~ひかパパ
改めてプレエコのメリットを並べてみますと、
- エコノミーよりも広いシートピッチ、固定アームレスト・可変レッグレスト付きシート
- ホノルル線に限ってプレエコ専用機内食
- 手荷物プライオリティタグ(優先受け取り)
- セキュリティチェック・出国審査の優先レーン利用
- ANAラウンジ利用
- ラウンジ直結搭乗口(復路のみ)
こんな感じで夜便となる往路は「どのぐらい眠れるか」が重要だったのに対して、復路は昼間なので「どのぐらい快適に過ごせるか」が気になるところです。
そんな往路と復路の違いにも注目しながら、復路の搭乗レポートをしてみたいと思います。
基本情報
9/14(土) NH183 ホノルル~成田
11:30出発 / 翌日14:45到着(フライト 8時間15分)
「エコノミー・プレエコ・ビジネスの違い」と「子連れが受けられるサービス」については往路編をご覧ください。
ANAフライングホヌで行くハワイ!子連れプレミアムエコノミー搭乗記 ~往路編~空港の様子
早朝7時過ぎ、宿泊先のプリンスワイキキをチェックアウトし、ガソリンスタンドに立ち寄りながらレンタカーを返却、ダイニエル・K・イノウエ国際空港に到着したのは8時過ぎぐらいでした。
完全に忘れていたのですが、ANAのチェックイン開始時刻は出発の3時間前。
ということは8:30までひたすら待つしかありません。
ひかパパ
行きと同様、スーパーフライヤーズカードを使ってビジネスクラスカウンターでチェックインを済ませました。
続いて保安検査と出国審査。
プレミアムエコノミーだと優先レーン(ゴールドレーン)を使わせてもらえるようです。
というわけでかなりスムーズに進み、搭乗ゲートに直結するANAラウンジへと向かいました。
海外初のANAラウンジ!
フライングホヌの就航に合わせて、ANAはダニエル・K・イノウエ国際空港に海外で初めてとなるANAラウンジをオープンしました。
ANAの搭乗口とラウンジは出国後エリアからかなり離れています。(歩くと20分くらい)
15分に1本シャトルバスが運行しているとのことなので、そちらを利用しました。
運よくすぐに来まして、かなりスムーズに搭乗ゲート付近まで行くことができました。
そんなわけで、長い時間ANAラウンジで過ごすことができたのですが、すごく良かったです!!
帰りも行きと同じ「カイ君!(フライングホヌの機体毎の名称)」
ラウンジ窓側席はこんな感じで出発準備中のフライングホヌや空港、奥にはホノルル中心地とダイヤモンドヘッドを望めます。
ご飯も美味しかったですし、キッズスペースもありました。
ANAラウンジの様子はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ダニエル・K・イノウエ国際空港のANAラウンジは搭乗ゲート直結で超快適でした!プレエコはやっぱり快適
搭乗
こちらのANAラウンジはなんとラウンジから直接搭乗できます。(C4ゲート出発時、プレエコ以上のアッパークラス限定)
1歳子連れということで帰りも事前改札で搭乗させて頂きました。
ひかパパ
帰りはじじばば達もプレエコということで、最前列に我が家3名(+バシネット)、その後ろにじじばば達が並びました。
搭乗開始が15分くらい遅れたものの、搭乗自体は帰りもスムーズでした。
出発準備が整い、テイクオフ。
窓の外は見えないですし、最前列は離陸時は座席のディスプレイを出すことはできません。
というわけで、壁面のディスプレイで離陸の様子を見てました。(写真は機内安全ビデオのものです)
離陸後、バシネットを装着して頂き就寝中の息子を降ろし、妻も束の間の休憩タイムとなりました。
(行きの反省を活かしてバシネット設置前にディスプレイを出しました)
機内食
離陸後の機内食の時間、飲み物の提供の後、子供の食事が運ばれてきました。
チャイルドミールはオムライス、おにぎり、ウインナー、ポテトサラダ、パン、デザート、お菓子などかなりボリューミーな内容。
こちらがベビーミール。
3年前もベビーミールは微妙な印象でしたが、残念ながら今回もそんな感じです。。
チャイルドミール、ベビーミールは事前オーダー制なのですが1人ひとつずつエジソンママのANAコラボフォーク&スプーンがもらえます。
子供に続いて大人の食事も運ばれてきました。
復路もプレミアムエコノミー専用の機内食が提供されます。
往路は夜便で提供を早めるために一択だけど、復路は和食と洋食から選べました。
メイン(いずれか選択)
- 銀ひらす照り焼き
- ビーフハンバーグステーキ ハワイアンソーセージ 和風ソース
その他(共通)
- ケイジャンチキンとロミロミサーモン マウイオニオン入りポテトサラダ
- ブレッド
- フルーツ
- ソルベまたはアイスクリーム
ハンバーグを選びました。
ひかパパ
二回目の食事。(これはエコノミーと同じものだと思います)
こちらはチャイルドミールはサンドイッチとDoleのフルーツ入りジュース。
ベビーミールはこんな感じ。
通常の機内食はサンドイッチ、フルーツ、チョコレートでした。
2回目は本当に軽食と言った感じで恐らくエコノミーと同じものが提供されていると思います。
機内での過ごし方
帰りは8時間を超えるフライトになりますので子供を愚図らせないように過ごしたいところ。
対策の一つ目はタブレット。
機内のディスプレイでもキッズ向けコンテンツはたくさんありますが、離着陸の時はディスプレイを出せないですし、娘の好きな番組があるかわかりません。
AmazonのFire HDは軽量かつAmazonプライム会員なら無料で観られるコンテンツも豊富。
しかもダウンロードできるので機内でも快適に観られます。セールの時なら5,000円程度で買えるのでとてもオススメです。
今回はAmazonプライム内のNHKの番組を7本ほど事前にダウンロードして持っていきました。
対策2つ目は、機内で遊べるお菓子。
おもちゃを色々持っていきたいところですが、荷物はできるだけ少なく軽くしたいですよね。
今回旅行のおやつを買いに行った時に「これだ!」と思って買ったのがこちらの遊べるお菓子。
子供ってこういうの好きですよね。
ずっとコネコネやってますし、最後に食べる楽しみもあります。
結局これだけで1時間くらい潰せました!
軽量かつ水も要らずとてもよかったです。
対策の3つ目は、本やシールブック。(写真撮り忘れました)
ド定番ですね。
これらも間違いないんですが、嵩張るし、重くなる上に今回あまり使うことなく終了しました。
タブレットがあったものの、上の娘はなんだかんだディスプレイの映像も結構観てました。
キッズプログラムはこんな感じ。
私が観ていたA380の製造工程のムービーにも食いつき、3回繰り返し観てました。
ひかパパ
行きと同様、CAさんから子供用の簡単なおもちゃももらいましたが、こちらは大事に持って帰りました。
3年前に同じホノルル路線に乗った時は、コップにお絵かきする遊びの提供があったのですが今回は特にそういったサービスはありませんでした。(A380の就航と共に無くなってしまったのでしょうか。。)
機内設備
粗方往路編でお伝えしてしまったのですが少しだけ追加でお伝えしようと思います。
まずは読書灯。
食事の後しばらくすると機内は消灯されました。
消灯の間、遊んだり、映像を観る時は読書灯を付けることになります。
こんな感じで3席分の読書灯を使ってました。後で見ると笑ってしまいますね。
1歳の息子は食事が終わるまでバシネットで寝てくれてましたが、その後は起きてました。
お姉ちゃん同様にタブレットで「いないいないばぁっ」を観たり、席の足元がかなり広かったのでそこで少し歩いたりしてました。
おむつ替えは後方のトイレで。(帰りは1階のパウダールームは使わせてもらえず)
あとこれはそんなに気にしてないですがプレミアムエコノミーだけバーカウンターは無いみたいです。
まとめ
往路編と重複するところもありますが、改めてプレミアムエコノミーの良かったところ、悪かったところをまとめてみました。
- 保安検査&出国審査で優先レーンが使える
- ANAラウンジが使える
- ラウンジから直接搭乗!(便によります)
- エコノミーよりも広いので子供が動いても問題なし(シートピッチ97cm)
- バシネット席は足元がかなり広い
- 2列目以降はディスプレイがかなり大きい(15.6インチ)
- 食事が美味しかった
- バシネット席ならクラス先頭なので食事の提供も最速
- アメニティも少しだけ充実(スリッパ有り)
- 往路と違って入国審査で並ぶ心配がない(ので後方席でも問題なし)
- バシネット席は最前列なので離着陸時に座席のディスプレイを見れない(プレエコに限らず)
- 多目的ルームが自由に使えない
- バーカウンターがない(しかし無くても全く問題なし)
ひかパパ
起きている時間が長いので前後左右にゆとりのあるシートがかなり良かったです。
あとはラウンジがとても快適で良かったです。
往復共にプレミアムエコノミーに搭乗したわけですが、9月にも関わらず往復ともほぼ満席。
フライングホヌの人気が高いんだなあと感じました。
航空業界ではA380は消えていく機体ですが、このフライングホヌは長く愛される機体、路線であって欲しいと思った初搭乗でした。
続く
マイルで両親をハワイに招待!! 準備は大変だったけど本当に楽しい旅行でした