2021年3月追記:こちらの予約はキャンセルとなりました…涙
こんにちは! 家族旅行大好き、陸マイラーのひかパパ(@zaitech_net)です。
日本では緊急事態宣言が解除され、世界も少しずつですが正常化に向けて動き始めています。
そんな中、ANAマイルで成田ーバリ(デンパサール)直行便の特典航空券を発券しました!
しかも今回は家族全員でビジネスクラス!
昨年のハワイ旅行では両親にその席をプレゼントしたのですが、今回は我が家族4名だけ。
妻と検討の末、子供たちを初めてビジネスクラスに乗せることになりました。
フライングホヌで行った親子3世代7人ハワイ旅行!特典発券までの道のり出発は2021年3月、来年小学校に上がる娘の卒園旅行となりそうです。
新型コロナウィルスが今後どうなるか分かりませんので、ダメならダメで仕方ないぐらいの気持ちも持ちつつ、とはいえ今からとても楽しみです^ ^
というわけで、発券までの経緯とバリ行きの特典航空券についてまとめました。
目次
幻の2020年夏休みのバリ旅行
実はバリ旅行は元々2020年の夏休みに計画していました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で断念せざるを得ない状況に…涙
この旅行のきっかけは、twitterでお世話になっているサダさんでした。
2019年9月に突然ガルーダインドネシア航空の特典航空券がビジネスクラスも含めて大開放となったのです。
GW、夏休みはバリ島にマイラー大集合になりそうなぐらいのお祭り騒ぎでした。
実はその後もガルーダインドネシア便は大量に開放されていて、来年GWのビジネスクラスも355日前を数日過ぎても余裕で取れる状態でした。
特典航空券が取りやすい状態が続いていたこともあり、2020年を断念した後も「バリには行きたい!」という気持ちがありました。
GWも候補に上がりましたが、2021年は長めの旅行が難しいスケジュールでしたので、私の休みが取れるのか一抹の不安はあるものの、3月に行くことになりました。
バリ島ってどこ?何があるの?
バリ島の概要
バリ島はインドネシアの島のひとつで、面積は愛媛県とだいたい同じくらいの大きさです。
フライト時間は直行便で約7~8時間、時差は1時間。
インドネシアと言えばイスラム教ですが、バリ島は歴史的背景から仏教が盛んで、島の至る所にお寺や仏像があります。
ビーチリゾートとして日本人にも大人気の観光地で、世界中の有名ブランドのリゾートホテルあるいは一棟貸し切りのプール付きヴィラ、内地には空気が美味しい大自然などがあります。
赤道よりやや下の南半球に位置し、雨季と乾季がはっきり分かれた気候です。
ひかパパ
バリ島を選んだ理由
- 子供も楽しめるビーチリゾートに行きたい
- 物価が安い
- 妻が苦手な高温多湿なところは避ける
- 2人の子連れ(6歳と2歳)なので直行便が理想
というわけで色々調べた結果、「乾季のバリならいけるんじゃないか」ということで元々バリに決まっていました。
が、コロナによるスケジュール変更で3月という雨季の終わり(?)に行くことになったのです。(たぶん大丈夫でしょう…)
実はバリは2017年にSFC修行の途中、寄り道をして行ってきました。
物価が安い、ホテルも安い(リゾートのわりに)、ご飯も美味しい、島の人が優しい、妻の好きなアジアンな雑貨もある、ということで子供にとっては往路のフライトがちょっと長いのが気になるところですが、家族でのんびり過ごせたらなぁと思います^ ^
ANAマイルの特典航空券で行けるルート
バリ(デンパサール)への特典航空券ルート
バリ島の玄関「ングラ・ライ国際空港(通称、デンパサール空港)」には、アジア各国の航空会社が乗り入れています。
現在はANAもJALも直行便は飛んでいませんが、提携航空会社を利用すれば行くことができます。
ANAマイルで行けるルートをまとめました。
※以下いずれも執筆時点の情報です
必要マイル数
- エコノミー:35,000マイル
- ビジネスクラス:60,000マイル
直行便
- 成田・関空発着(ガルーダインドネシア航空)
ジャカルタ経由(ジャカルタからはガルーダインドネシア)
- 羽田・成田発着(ANA)
- 羽田・関空・中部発着(ガルーダインドネシア)
必要マイル数
- エコノミー:35,000マイル
- ビジネスクラス:60,000マイル
シンガポール経由(シンガポールからはシンガポール航空)
- 羽田・成田発着(ANA)
- 羽田・成田・関西・中部・福岡発着(シンガポール航空)
タイ経由(タイからはタイ国際航空)
- 羽田・成田発着(ANA)
- 羽田・成田・関西・中部・福岡・新千歳発着(タイ国際航空)
台北(桃園)経由(台北からはエバー航空)
- 羽田・成田発着(ANA) ※羽田発は台北松山行き
- 成田・関西・中部・福岡・新千歳・函館・仙台・那覇発着(エバー航空)
※エバー航空は上記以外の国内空港にも就航していますが特典航空券が確認できた路線のみ表示しています
ひかパパ
ルート選びのポイント
- 直行便ならガルーダインドネシア一択(成田・関西発着のみ)
- 直行便復路は日付またぎでの出発のため355日前予約できない
- ガルーダインドネシア航空は「スターアライアンス」ではないので「スーパーフライヤーズ」の特典をフルに享受できない
- スターアライアンス便は選択肢がたくさんある(特に地方空港)
- 全旅程でビジネスクラス4名取れそうなのはエバー航空(他は2名くらい)
直行便のメリットは言うまでもなく移動時間を短くできる点です。
子連れの場合、多くの荷物を持って空港をウロウロするのは大変なので我が家は基本的には直行便を選びたいです。
加えて、この路線はエコノミー、ビジネスクラスとも大量に座席が開放されています。
バリ(デンパサール)便の特典航空券で注意しないといけないのが、復路の便が日付をまたいだAM0:45発(成田行き・関空行きとも)になる点です。
ガルーダインドネシア航空もANAマイルでの特典航空券での予約は「355日前の午前9時」に開始となりますが、往路と復路で予約開始日が異なるため、いつもの「一旦復路を往路と同一日で予約しておいて後日復路の日程を変更」という技が使えません。(往復とも直行便の場合、往路出発の354日前の9時から予約可能になります)
↓355日前発券のやり方についてはこちらで解説しています
ANA国際線特典航空券を355日前発券する時の超基本的テクニックさらに厄介なことにジャカルタ経由のガルーダインドネシア便は往路と同一日に復路の予約が可能なため、「往路直行&復路はジャカルタ経由」というライバルに先に取られてしまう可能性があります。
ビジネスクラスの場合は関係ありませんが、エコノミークラスの場合はSFCの特典に注意が必要です。
ガルーダインドネシア航空はスターアライアンスメンバーではないため、基本的に優先チェックインや保安検査のプライオリティレーンの使用、ラウンジの使用などの特典の対象外になります。
※一部対応している特典もあるようです
デンパサールへはシンガポール航空、タイ国際航空、エヴァー航空など多くの航空会社が乗り入れているため、各航空会社の拠点を経由してマイルで行くことが可能です。(他にも行ける航空会社はありそうです)
特に地方空港からの場合、一度成田や関西を経由して飛ぶよりもむしろ便利な面もあると思います。
関東の人にとっても、直行便あるいはジャカルタ経由以外の選択肢があるのは非常に魅力的ですね。
- 便の選択肢が圧倒的に多い
- ストップオーバー(経由地での24時間以上の滞在)が可能なため、経由地も観光できるなど豊富なプランが組める
- シンガポール経由の場合は燃油サーチャージが安い
以上、ANAマイルでバリ行き特典を取る時に参考になりそうな情報でした。
2018年9月にJALもガルーダインドネシアと業務提携を結びました。
2020年中にもJALとのマイルでの提携も開始されるとの噂もあり、その場合ANAマイルではバリ・ジャカルタといったガルーダインドネシア航空の特典航空券は取れなくなる可能性が濃厚です。(新型コロナウィルスの影響でスケジュールは変わってくるかもしれません)
ガルーダインドネシア航空って?
ガルーダインドネシア航空(2レターコード:GA)は、1948年設立のインドネシアの国営航空会社で、スカイチームに加盟しています。
名前の由来はインドネシアの国章でもあるヒンドゥー教の神鳥「ガルダ」とのこと。(wikipediaより)
2001年から2009年まで「安全性に問題がある」としてEU域内への乗り入れが禁止されていましたが、その問題は解消されています。
イギリスの航空格付け会社スカイトラックスから2014年から5年連続で「5スター エアライン」として認定されている他、2019年の同社世界の航空会社ランキングでも「ワールド・ベストエアライン 12位」「ワールド・ベストキャビンクルー 2位(前年は1位)」と、サービスレベルが高く評価されています。
日本国内を結ぶの路線(定期便)は下記の通りです。
- ジャカルター羽田・成田・関空
- バリ(デンパサール)ー成田・関西
成田ーバリ直行便を発券
使ったマイルと諸費用
前述の通り、今回は成田ーバリの直行便を選びました。
往路
成田ーバリ GA881 B777-300ER
復路
バリ―成田 GA880 B777-300ER
必要マイル数
60,000マイル×4名=240,000マイル
燃油サーチャージ・諸費用
10,420円×4名=41,680円 ※内燃油サーチャージは片道2,500円
事前にできること・できないこと
ANAマイルで予約する場合、できることとできないことがあります。
- 座席指定:ビジネスクラスは指定可、エコノミークラスは指定不可
- 幼児運賃:幼児運賃の購入・相談は直接ガルーダインドネシア航空に電話
- 食事指定:ベビーミール等はANAデスクに電話で依頼
エコノミークラスの場合、事前座席指定はできません。
出発24時間前になるとWEBチェックインが可能となるそうで、その際座席の指定が可能とのことです。
ガルーダインドネシア航空のコールセンターは日本にもあり、日本人が対応してくれます。
機材はB777-300ER(予定)
機材はガルーダ・インドネシアが保有する最大サイズの航空機「B777-300ER」。
ファーストクラス8席、ビジネスクラス38席、エコノミークラス268席の全314席。
B777-300ERのビジネスクラスは前後で互い違いになる1:2:1のスタッガード配列。
中央2席は2列に1列が中央でペアシートとなるタイプですので、子供との距離も近く安心です。
おわりに
以上、バリ行き発券の報告でした。
バリ島は順調にいけば「今年10月から外国人観光客を受け入れる予定」とのニュースもありますので、期待して待ちたいと思います。
個人的には、現地の滞在も楽しみですが、それと同じくらいガルーダインドネシア航空のシンガポール航空に並ぶ「ワールド・ベストキャビンクルー」もとても楽しみです。
ひかパパ
併せてこちらの記事も読んでいただけますと嬉しいです。
マイルで両親をハワイに招待!! 準備は大変だったけど本当に楽しい旅行でした