飛行機に乗ってマイルを貯めよう！ANAフライトマイルの貯め方＆獲得マイル数の計算方法

飛行機に乗った際に貯まるマイルのことを「フライトマイル」あるいは「搭乗マイル」と言います。

ANAはスターアライアンスに加盟していることもあり、非常に多くの航空会社（の搭乗）でマイルを貯めることができます。

今回は、ANAマイレージが貯まる航空会社、フライトマイルの貯め方やマイル数の計算方法を解説します。

ANAのマイルが貯まる航空会社

ANAのマイレージは、当然ANAグループの便に搭乗した際に貯めることができますが、ANA以外の便に搭乗する際にも貯めることができます。

ANAのマイルを貯められる便をまとめてみました。

端的にまとめると「ANAグループあるいはANAが提携している航空会社の便」に搭乗する際にマイルが貯まります。（ただし例外あり）

国際線でマイルが貯まる航空会社についてもう少し詳しく解説します。（国内線は前述の通り）

スターアライアンス加盟航空会社

スターアライアンスはANAが加盟する世界最大の航空アライアンスです。

これらの加盟航空会社に搭乗する際にANAマイルを貯めることができます。

「航空アライアンスって何？」という方はこちらの記事をご覧ください。

航空アライアンスって何？マイルとアライアンスの関係を解説

ANA提携航空会社

スターアライアンス以外にもANAが個別に提携している航空会社に搭乗するとANAマイルの積算が可能です。

ただし、スターアライアンス加盟状況や提携航空会社は時々変更になりますので注意が必要です。

フライトマイルの獲得方法

フライトマイルを獲得するためには、搭乗毎にマイレージ番号の登録が必要です。

マイレージ番号を登録すると搭乗した便・座席の情報とマイレージ口座が紐づき、マイルが付与されます。

マイレージ番号を登録する方法はいくつかあります。

ANA便に搭乗する場合

ANAの公式サイトで航空券を購入する場合はあまり気にすることなくマイレージを獲得できます。

他人に航空券を取ってもらった場合、旅行代理店でツアー予約した場合、外部の格安チケットサイトで購入した場合などは意識的に自分のマイレージ番号を登録する必要があります。

マイレージ番号はANAマイレージクラブ会員になると持つことができます。（入会方法はこちら↓）

ANAマイレージクラブの入会方法を解説。ANAカードとの違いとは？

ANA公式サイトで予約確認できる場合

このようにANA公式サイトのマイページに予約が出てくる場合は、詳細画面でマイレージ番号の登録が可能です。

当日空港でマイレージ番号を登録

出発当日に空港の自動チェックイン機や空港カウンターでマイレージ番号を登録することも可能です。

搭乗後に申請も可能（事後登録）

事前にマイレージ番号の登録を忘れていた場合やできなかった場合は搭乗後にマイルの申請をすることもできます。

ANA以外の便に搭乗する場合

ANA以外の航空会社便に搭乗する場合も基本的には同じです。

搭乗する航空会社のWebサイトまたは自動チェックイン機やカウンターでANAのマイレージ番号を登録します。

フライト前に登録できなかった場合はANA公式サイトで事後申請することも可能です。

※1度の搭乗で貯められるマイレージは1社分のみです。

※複数の航空会社のマイレージ番号を登録することはできませんのでご注意下さい。

積算マイル数の計算方法

最後にどれぐらいのマイルを貯めることができるのか、マイルの計算方法と共に解説します。

ANA便の積算マイルはシミュレータで算出可能

ANA便の積算マイル数はこちらのページでシミュレーションできます。

羽田-沖縄区間をANA SUPER VALUEで飛んだ時のマイル数です。

こんな感じでANA運航の国内線、国際線の時はこれでマイル数を出すことができます。

フライトマイルの計算ルールはざっくりこのようなものになっています。

ANA国内線のフライトマイル計算

国内線の場合は運賃の種別で積算率が決まります。

当然運賃が高いほど積算率も高くなり、プレミアムクラスの場合は100%、125%、150%のいずれかになります。

運賃がお得なSUPER VALUEの場合は75%、旅作では50%になります。

当日アップグレードでプレミアムクラスの搭乗になった場合は+50%されます。

こちらに搭乗区間や積算率毎の獲得マイル数（一例、片道、ボーナスマイル除く）をまとめてみました。

ANA国際線のフライトマイル計算

ANA国際線のマイルも「区間基本マイル」×「予約クラス毎の積算率」で求められます。

予約クラス毎の積算率はこちらです。

「予約クラス」は航空券を買う際に決まるチケットのグレードのようなものです。（一般に浸透しているビジネスクラスやエコノミークラスなどの座席のグレードとは異なります）

航空券の運賃は、座席のグレードだけでなく、予約変更やキャンセルの可否・手数料の有無、途中降機（ストップオーバー）や回遊（オープンジョー）の可否などによって細かく予約クラスが分かれています。

エコノミークラスであってもあらゆる条件が緩い「Full Flex」と呼ばれる航空券はかなり高額なので、プレミアムエコノミーや場合によってはビジネスクラスのセール運賃よりも高いこともあります。

ですので、基本的にはファーストクラス > ビジネスクラス > プレミアムエコノミー > エコノミー の順で積算率は下がっていきますが、一部ビジネスクラスよりもプレミアムエコノミーの方が、あるいはプレミアムエコノミーよりもエコノミーの方が積算率が高いという逆転現象が起きます。

国際線の主要路線の獲得マイル数をまとめてみました。（一例、片道）

積算率については大体、50%は格安運賃やツアー旅行（エコノミー）、70%はANA公式サイトで買う少し安い運賃（エコノミー）、125%はビジネスクラスの通常価格とイメージして頂ければと思います。

マイルを使う時はANA国内線で往復10,000マイル～必要なので、1往復で十分に貯まるのは欧米路線のビジネスクラス以上です。

1年間に何度も海外出張や海外旅行に行く人を除いて、フライトマイルだけでマイルを貯めるのはいばらの道と言えます。

スターアライアンス・提携航空会社のフライトマイル

スターアライアンス加盟航空会社や提携航空会社が運航する便に搭乗する場合、ANA便名で予約していても基本的には提携航空会社ルールが適用されます。

スターアライアンス加盟航空会社やANAの提携航空会社の運航便に搭乗する場合もフライトマイルは、「区間基本マイル」×「積算率」で計算されます。

ANA運航便と違う点は、運航する航空会社の積算率が適用される点です。

以下の2つのケースがこれに該当します。

例えばANA便名である「NH7018（成田→ロサンゼルス）」を予約した時、この便はユナイテッド航空が運航するコードシェア便の為、ユナイテッド航空の積算率ルールが適用されます。

ユナイテッド航空のANAマイルの積算率はこちらの通りです。

ユナイテッド航空に関しては比較的ANAに似た積算率になっています。

このようにスターアライアンスや提携航空会社の場合、航空会社毎に積算率が異なります。

まとめ

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